義父のこと。

今年4回目となる入院中の義父。
5月に脳の手術をしてから、どうもおかしくなっちゃった。
具合が悪いことを訴えるんだけど、内科的には問題なく
でも、退院すると
「だるいー、寝れないー、入院させてほしいー」コールが始まる。

10月半ばに入院することになった今回は、
神経内科のお世話になることに。
自分の薬の飲み方を貫いてきた義父だけど、
今回はすべて看護師さん任せ。
しかも、腰ベルトに手足までベルトで固定されて
自由がきかない。

まぁ、こうなったいきさつはいろいろあるんだけど、
異様に水分を取り過ぎていたようで、
ナトリウムの数値が意識障害を起こすくらい低下してたらしく、
水分制限されていて、3度の食事の時のコップ1杯のお茶だけ。
それ以外は我慢しかなく、行くたびに「ちょこっとだけでいいから水を持ってきて」って。
ある日、夜中に腰ベルトからするっと抜け出し、
点滴用のボトルを飲んでたことがあって、もれなく手足も拘束となったのです。

それ以外は、普通の義父かと言われるとそうではなく、
なんだか、別人になったと言うか、被ってた仮面をやっと外したというか・・・
実は、そこが一番せつないところで。

頑固なままの「世界一嫌いな人」を貫いてほしかったって言うのが本音かな。
ずっと戦い続け、その終わりに、
「やっと終わった、今まで頑張った」って自分の肩を抱いてやりたかった。
なんなんだよ、散々好き勝手やってきて、いい人で終わろうとするなよ、ずる過ぎる!!
そんな感情も芽生えます。

あまり詳しい現状や医師からの説明もなく、今後のこともよくわからなくて
あとどれくらい入院するとか、家に帰ってきてからのこととか想像すら出来ずにいるんだけど、
逃げなのかなんなのか、やっぱり先のことを考えるのはやめて、
今のことだけ、目の前のことだけやっている毎日です。

先日、なかなか会いに行けなかった長女を連れて病室に行ったら、
ほんとに嬉しそうで、いろいろ長女に話しかけていました。
子どもたち3人そろっていたので、携帯で写真を撮ってみせてあげたら
「あまり気に入らないからもう1回」って、結局3回撮り直し。
最後の1枚はほんとに素直でかわいい笑顔の義父でした。

前に長男と末っ子と3人で撮ったときに
「昔の迷信で3人の真ん中は早死にするから一人ずつ撮って」って。
真ん中は義父だったので、4人で大笑い!
笑えるようになったのはこの時くらいからかな、私も、義父も。

今日は一日冷たい雨が降っています。
お日様が出ない日は、いろんなことを考えてしまいます。
今夜はあったかいもの作ろっと。
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プロフィール

ぱこみこ

Author:ぱこみこ
2005年3月末っ子の断乳後しこり発見!4月、右全摘出手術。
化学療法
リュープリン2年
タスオミン5年服用。
2015年3月乳がん治療卒業。
「無事卒業だね」と主治医に言われるも、
なんとなく不安は残りつつ、
でも、毎日をおいしく生きています。

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