卒業。

今日は市内の中学校の卒業式。
15の春・・
何を思い、何を感じて校門をくぐったんだろう。

中学の卒業式は20年以上も前のこと。
だけど とってもよく覚えていることがある。

中学校時代は毎年担任が変わった。
3年の時の担任は、春赴任してきたばかりの50代のヤーさん先生。
茶色いサングラスに角刈り、ちょっと猫背で、巻き舌しゃべり。

怒らせたらやっかいなんだけど、でもこの先生は嫌いじゃなかった。
おっかないけどあったかい
いつも真正面から体当たりでぶつかってきてくれる
いっぱい怒られたけど、楽しかった。

3月になり、卒業式の準備が始まると、ヤーさん先生はいきなり
「水戸黄門の歌、唄えるか?」
と聞いてきた。
クラスの歌にするんだと。
歌詞が書かれたプリントが配られる。
みんなしぶしぶ唄う、ただ怒られないために。

卒業式当日。
式典前の教室待機。
ヤーさん先生は
「今日がおまえ達の出発の日だ、気合いれていくぞ」
と 水戸黄門を全員で唄う。

   人生 楽ありゃ 苦もあるさ
   涙のあとには 虹もでる
   歩いていくんだ しっかりと
   自分の 道を ふみしめて

   人生 勇気が 必要だ
   くじけりゃ 誰かが 先に行く
   後から来たのに 追い越され
   泣くのがいやなら さぁ 歩け

みんなで泣いた。泣けた。
入場のアナウンスが入り、体育館入口まで行く。
今から泣いているのは、うちのクラスだけ。

ヤーさんは 何を言いたかったのか、
20年以上たった今、ものすごく身にしみる。
いい先生にあたったな。


卒業 おめでとうございます。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ぱこみこ

Author:ぱこみこ
2005年3月末っ子の断乳後しこり発見!4月、右全摘出手術。
化学療法
リュープリン2年
タスオミン5年服用。
2015年3月乳がん治療卒業。
「無事卒業だね」と主治医に言われるも、
なんとなく不安は残りつつ、
でも、毎日をおいしく生きています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード